三拍子に揺曳する運命たち

読書感想文でも書きます。 読んだのは川端康成『花のワルツ』,新潮文庫。 この文庫本には全部で四作収録され、それぞれ毛色がちがうが川端康成作品らしく、様々な女性の機微が精緻に織り込まれている。それらはうすあまい冷たさとなって、冴え冴えと底流に流…

実験

結果はとりたてて面白いものではありませんでした。

形而-

私はもともと、絵を描くことが好きだったように思います。 空想がちで、現実と象徴が混ざり合っているような内に暮らしていた幼い私は、絵を描くことがずっと、遊びの習慣でした。 一人で遊ぶことの多かった私の選ぶ一つの選択肢だったというわけです。 あま…

形而下

私小説が、生れて百年あまりです。 私達は、百年後の世界で簡単に物語を人と交換出来るようになりました。 私は、少し前から日記をつけています。 日記といえば恐らく個人的なものなのですが、書いたものは友人に見せたり、あげたりしていました。そんな習慣…